フェンス際をしばらく歩いていくと、ジャカルタにあるイスティクラル・モスクの正面入口と思われる場所に着いた。なぜ、「入り口」ではなく「思われる場所」なのかというと、工事中で閉じられていたからだ。おそらく普段ならここからモスクの建物へと入っていけると思われる場所は塞がれていて、大きく「改修工事中」と書かれていた。先ほど見かけた工事現場の作業員たちは、イスティクラル・モスクの改修工事に携わっていた人たちなのだった。迂闊だった。モナスは休館日で、イスティクラル・モスクは改修工事中。ジャカルタの見どころ二つを観光できないとは。
打ちひしがれていると、ふとフェンスに「入り口はあちら」と書かれているのに気が付いた。モスクが改修中なのは本当だけれど、それでも内部には入れるようになっているようだ。そりゃそうだろう。冷静になって考えてみると、宗教施設なのだから全く使えないなんてことは滅多にないのだ。
イスティクラル・モスクは東南アジア最大のモスクで、世界でも3番めの収容人数を誇っている。中に入ったのは礼拝の時間ではなかったので、あまり参拝客の姿はなかった。ミフラーブに向かってポツンポツンと参拝する人が腰を下ろしていて、かえってモスクの大きさが強調されていた。
2020年7月 町角 インドネシア | |
ジャカルタ モスク 柱 参拝客 |
No
11604
撮影年月
2020年1月
投稿日
2020年07月15日
更新日
2023年09月01日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF