メコン川沿いにあるルアンパバーンの対岸にも集落があるものの、この辺りには橋は架けられていない。向こう岸に渡るには渡船に乗る必要がある。写真の細長いボートはその渡船だ。
ルアンパバーンには僕を含めて観光客が大勢いるけれど、渡船の乗客は地元の人ばかりだ。なぜなら地元の人ではない人がこの渡船に乗る込むのは大変なのだ。この舟に辿り着くまでにいくつもの関門が待ち構えている。観光客向けのボートの客引きが繰り返し寄ってきて、高いボートに無理矢理乗せられそうになるのだ。
何人もの客引きを振り切って、なんとか渡船に乗り込むと渡船には人間だけでなく籠も積まれていた。地元向けの料金はとても安いけれど、外国人の僕はちょっと高めに支払わされた。それでも観光客向けの舟に乗るのと比べたら驚くほど安かった。
2008年5月 ラオス 人びと | |
籠 ルアンパバーン 乗客 渡し船 |
No
1657
撮影年月
2008年1月
投稿日
2008年05月11日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ルアンパバーン / ラオス
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM