ムンバイという都市名の由来は、漁民たちの信仰を集めていたシヴァ神の妃パールヴァティーの異名である「ムンバ」にあると言われている。そのムンバイには、今でもムンバを祀る寺院が存在している。写真に収めたのは、そのムンバーデーヴィー寺院の出入り口だ。入口の横にはお供え物を売るお店があり、参拝者が買い求めていく姿が見られる。
この寺院は観光スポットとしても紹介されることがあるが、訪れた際、観光客と思しき人物は僕以外には見当たらなかった。そのためか、寺院の係の人がとても親切に接してくれた。寺院内の作法や信仰について詳しく教えてもらいながらの見学は貴重な体験だ。異国の宗教施設では勝手が分からず戸惑うことも多い。しかし、こうした丁寧な案内を受けられると、文化や信仰への理解が深まり、いろいろなものがわかったような気持ちでその場を後にすることができる。
2024年12月 町角 インド | |
入り口 ムンバイ お供え物 寺院 |
No
12742
撮影年月
2024年5月
投稿日
2024年12月24日
撮影場所
ムンバイ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF