スワヤンブナートというネパール仏教の寺院の一角に、地面に様々なものを広げている男がいた。一見するとピクニックでもやっているような雰囲気だ。でも、おとこはひとりピクニックをしていた訳ではない。男は何やら儀式のようなことをしていたのだ。
男はひとりでホーマという儀式を行っていたようだ。地面に並べられていたのはお供え物で、祭壇の前に腰を下ろしてなにやら喋っている。仏教だけにお経でも唱えていたのだろう。男は過去を感謝しているのだろうか、それとも未来を祈っているのだろうか。
ちなみに、このホーマというサンスクリット語が日本には護摩として伝わってきている。やはり日本でも火の中に供物を投じたり、火の前で読経していたりする儀式として密教系の宗派で行われている。
2009年11月 ネパール 人びと | |
仏教 儀式 お供え物 スワヤンブナート 寺院 |
No
3381
撮影年月
2009年6月
投稿日
2009年11月15日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
スワヤンブナート / ネパール
ジャンル
スナップ写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM