寺院は回廊のようになっていて、本堂の前にはちょっとした中庭が造られていた。本堂の正面には台が設けられていて、ここでお参りをするようになっていて、神社で言うところの拝殿なのだ。男がちょうど跪いている。手には日本のとはちょっと違う長い線香を手にしていた男はお参りをしている最中なのだった。場所を占拠してお参りしている男を、僕はじっと眺めていた。
境内に建っている柱には彫刻が彫られている。この辺りでは珍しいことではないようだが、僕にはとても珍しく見えてしまう。威厳さを演出するのに役立っているのかもしれないが、日本育ちの僕にとってはなんだかケバケバしくて、神域には似合わないような気がしてしまう。
2007年2月 人びと 台湾 | |
祭壇 祈る 台北 寺院 参拝客 |
No
749
撮影年月
2007年1月
投稿日
2007年02月22日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
スナップ写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL