地上202メートルの高さにある都庁展望室から人びとが東京のまちを眺めていた

都庁展望室から眺める人びと
都庁展望室から眺める人びと

高所恐怖症なのだけれど、高層ビルの展望室に登るのは結構好き。矛盾しているようだけれど、ある程度以上の高さになってしまうと、僕の脳は高いところにいると認識できない模様。高層ビルの上層階からアリンコのように小さく見える人間が歩く地表を見てもモゾモゾするような感覚は生じない。純粋に広がる光景を楽しめてしまう。中途半端に高い建物に登ったときの方が怖いことを考えると、一定以上の高さに登ると脳がありえない高さと判断して恐怖感を呼び起こさないような気がする。

というわけで、この日は地上202メートルにある都庁の展望室に来ていた。無料で登れる展望室は人気で、この日も僕のような都民もいれば国外からやって来たと思われる旅行者も大勢いる。誰もが高いところからの眺めが好きなのだ。しかもここは「一定以上の高さ」のあるところなので僕も怖くはない。今までで一番怖かったのはやはり中途半端な高さのところで、ヨルダンのペトラ遺跡にあるエド・ディルの上だ。まあここは展望のための設備も何もない高さ47メートルの屋根に登ったからというのもあるけれど、小便を漏らしてしまうのではないかと思うくらい怖かったのを覚えている。

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ENGLISH
2024年4月 町角 東京
市庁舎 西新宿 シルエット

PHOTO DATA

No

12579

撮影年月

2023年8月

投稿日

2024年04月10日

更新日

2024年08月31日

撮影場所

西新宿 / 東京

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R V

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

日本国内で撮影した写真

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