写真の建物は東京の西新宿にそびえる東京都庁舎だ。丹下健三によって設計されたこの高層ビルは1990年に落成し、一時期は日本一の高さを誇っていたくらい高いもの。しかしながら、今になってみると都庁がこれほど高いビルである必然性はあるのか訝しく感じてしまう。この建物は必要以上に巨大である気がしてしまうのだ。
都庁の建物が無駄に大きいかどうかはさておき、この建物を見る度にバブルの時はお金が余っていたのだとつくづく思ってしまう。今の東京都にはこのような巨大な建造物を作るような活力はないし、財力もないかもしれない。東京にまた景気の良い時はやって来るのだろうか。
2013年2月 建築 東京 | |
市庁舎 西新宿 高層ビル 窓 |
No
7245
撮影年月
2012年12月
投稿日
2013年02月12日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
西新宿 / 東京
ジャンル
建築写真
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM