他の市場と同じように、タニンのミョーマ市場でも働いているのは女性が多かった。女性たちが市場で働いている間、男たちは畑仕事でもしているのだろう。もっとも女性の方が働きものだろうから、実際に男たちが他の場所で仕事をしているのかどうかはわからないけれど。
写真の女性も市場の通路の端に商品を並べて、商売をしていたひとりだった。女性は真っ黒なブラウスを纏っている。ミャンマーでは原色に近い色鮮やかな服を着ている人が多いような気がする。一説によると、緯度によって地元の人が好む色が異なるようだ。太陽の光が強い赤道付近の人びとは暖色系の鮮やかな色を好む傾向があるらしい。太陽の下ではそのような色が映えるのだ。ミャンマーは日本よりもずっと南になるので、色鮮やかな服を着ている人が多いのかもしれない。
そのような説が本当かどうかはさておき、写真の女性は手に札束を持ちながら、客と楽しそうにおしゃべりをしている。頭に付けている髪飾りも南国を思わせる鮮やかなものだった。
2019年5月 ミャンマー 人びと | |
陽気 花 お金 タニン 若い女性 |
No
11005
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年05月09日
更新日
2020年06月09日
撮影場所
タニン / ミャンマー
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA