ダラの町のあちらこちらを回ったような気がしていたけれど、それほど遠くまでは行っていなかったようで、最後に訪れた市場から来る時に降り立ったフェリー乗り場まではすぐだった。自転車タクシーを降りると元締めのような男が寄ってきて、そうなるのではないかと思っていた通りにぼったくり料金を言ってくる。車夫の男性はいい人そうなのだけれど、元締めの人はがめつそうな感じだった。まあ仕方がない。グダグダと交渉しても後味が悪くなるだけと思ったので、適当なところで切り上げてヤンゴンのダウンタウンへと戻るフェリーへと乗り込むことにしたのだった。
地元の人たちに混じって甲板から景色を眺めていた。川の向こう岸は港になっていて、大きな貨物船が停泊しているのが見える。そして、その向こうには背の高いビルが空に向かって伸びていた。空は高く広がっている。川のあちらこちらに小さな漁船が浮かんでいた。ダラで訪れた漁村から出てきているのだろう。川の上にちょこんと浮かぶ漁船を眺めていると、大きな川に浮かぶ木の葉のように見えた。
2019年1月 町角 ミャンマー | |
ダラ 漁船 河川 シルエット 空 |
No
10852
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年01月08日
更新日
2024年01月23日
撮影場所
ダラ / ミャンマー
ジャンル
風景写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA