お堂の屋根の端に龍がいた。空を見上げている。その活き活きした姿は今すぐにでも屋根から飛び立ってしまいそうだった。でも、残念ながらこの日は天気が悪い。こんな日に空を飛び回っても、あまり心地よくないかもしれない。
この国では、日本と違って道教の寺院が多いのだけれど、道教の寺院には必ずと言っていいほど龍の彫刻が屋根の上に設置されている。道教においては、龍は水と天気を司る神様なのだ。そのため、屋根の四方に置かれていることが多いようだ。
2007年4月 静物 台湾 | |
龍 屋根 シルエット 空 台北 寺院 |
No
876
撮影年月
2007年1月
投稿日
2007年04月30日
更新日
2024年01月04日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V