伽藍の中に幾つも建っている建物のひとつに、巨人の像が安置してあった。大きな像はその大きさとは不釣りくらいにユーモラスな顔をしている。そして、手には龍が握られていた。龍は口を大きく開けて断末魔を上げてるようだ。好きあらば逃げようとする龍を男は軽々と片手で掴んでいる。龍の断末魔も男の耳に届いているはずなのに、男は表情を全く変えていない。まるでサイコパスのように。
おそらくは何かの寓話をこの像で表しているのだと思うけれど、表している寓話がどうようなものなのかは全く見当がつかなかった。
2013年11月 韓国 静物 | |
龍 慶州 像 寺院 世界遺産 |
No
8073
撮影年月
2008年7月
投稿日
2013年11月15日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
慶州 / 韓国
ジャンル
静物写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM