佃の町には下町の雰囲気が残っている。町を歩いていると、昔ながらの引き戸の家を見つけた。かつては、このようなガラス戸が一般的だったのだけれど、今では珍しくなりつつある。そもそも、東京の家のほとんどは木造だった。だから火事になると大変だったのだ。火事と喧嘩は江戸の華なんていうけれど、それは強がりでで実際に火事になったら、あっという間に延焼してしまう。だから、日本における放火の罪は重いのだろう。
写真を撮る時には気が付かなかったけれど、僕の姿がうっすらとガラス戸に映っていた。
2006年3月 建築 東京 | |
扉 佃 |
No
360
撮影年月
2006年2月
投稿日
2006年03月16日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
佃 / 東京
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V