楽安邑城民俗村は外敵の侵入に備えて、高い壁に囲まれていた。でも、村人は壁を築くだけでは満足できなかったようで、入口に村の道祖神を備え付けることにしたようだった。写真の木彫りの顔は幾つも立てられていた道祖神のひとつだ。韓国では将軍標と呼ぶらしい。これが村に邪悪なものが入ってくるのを防いでいるのだという。
でも大きな鼻をして驚いている男が、どれだけの力を持っているのかは僕には計りようが無い。ただ僕に言えるのは、戯けた顔の彫像が力を持っていると信じることは簡単ではないということだ。
2013年11月 韓国 静物 | |
顔 鼻 順天 驚き 木彫 |
No
8100
撮影年月
2008年7月
投稿日
2013年11月24日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
順天 / 韓国
ジャンル
静物写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM