村の入り口には大笑いしている木彫りの顔が立っていた。どうやら歓迎されているようだった。僕が村の中に足を踏み入れた後も笑い続けている。この村は1410mの李氏朝鮮時代の城壁に囲まれている。
これらの木彫りの顔たちは村の道祖神だ。村に邪悪なものが侵入するのを防ぐ目的で立てられているのだと思う。幸運にも僕はこれらの道祖神から不審者扱いされていないようだ。恐る恐る前を通り過ぎても、道祖神たちは笑顔を絶やさない。大きく口を開けている顔を見ていたら、その笑い声が聞こえてくるような気がした。
2008年10月 韓国 静物 | |
笑い 順天 木彫 |
No
2155
撮影年月
2008年7月
投稿日
2008年10月30日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
楽安邑城民俗村 / 韓国
ジャンル
静物写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM