ダニンゴン駅のすぐ脇にある住宅街の路上では大勢の子どもたちが遊んでいた。でも、子どもたちは突然現れた外国人には興味はさほどないようだ。僕を見かけても、何事も無かったかのように遊び続けていて大挙して近寄ってくることはない。8年前にミャンマーにやって来た時には、子どもたちはカメラを見つけると嬉々として近寄ってきたような気がする。子どもの写真を撮ろうと思ったら、カメラを片手に歩くだけで多くの子どもたちが寄ってきたのはもう昔の話なのかもしれない。カメラの神通力が徐々に弱まってきているのを感じたのだった。もっとも、それが人々が豊かになってカメラを珍しいと思わなくなったのか、外国人旅行者がこの国に大勢訪れるようになったためなのかはよくわからない。
それでも、中には外国人旅行者に興味を示す子どももいる。歩いていると、上半身裸で遊んでいた男の子が近寄ってきた。僕の前に立ち止まったので、カメラを向けると男の子はぺろっと舌を出して笑ってくれた。
2019年3月 ミャンマー 人びと | |
男の子 上半身裸 笑顔 舌 ヤンゴン |
No
10927
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年03月09日
更新日
2024年01月20日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA