ロンドンにあるコートルード美術館は印象派とポスト印象派のコレクションが有名な美術館だ。美術館の名前になっているように、実業家のサミュエル・コートールドのコレクションを元に設立されたのだという。
美術館を開館できるくらいの個人コレクションなんてすごい。と、思いきや、世の中には個人コレクションを元にしている美術館は結構ある。
イギリスでもチャールズ・サーチという人物の個人コレクションを元にしているサーチ・ギャラリー、リチャード・ウォレスの個人コレクションを元にしたウォレス・コレクションがあるし、アメリカのグッゲンハイム美術館はソロモン・R・グッゲンハイムのコレクションだ。日本でもスポーツ・アパレル用品小売店「ゼビオ」の創立者・諸橋廷蔵のコレクションを元にした諸橋近代美術館がある。世の中にはお金持ちは思いの外多いのだ。
この美術館の所蔵品は素晴らしい。でも、写真の階段も負けじと美しかった。とぐろを巻いているような階段を歩いていた女性が、途中で立ち止まって下の方を覗き込んでいた。やはり僕と同じように吹き抜けになっている箇所が気になるのだろう。
印象主義の後をうけて,1880年代後半から20世紀初めにかけてフランスを中心に活躍した一群の個性的な画家たちのこと。〈Post-Impressionists〉という呼称はそもそも,イギリスの美術批評家フライRoger Fry(1866-1934)が,フランスの新しい絵画を紹介するために組織した展覧会名〈マネと印象派以後の画家たちManet and the Post-Impressionists〉(1910-11。ロンドン,グラフトン・ギャラリー)に由来する。
No
6725
撮影年月
2009年12月
投稿日
2012年08月19日
撮影場所
ロンドン / イギリス
ジャンル
建築写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL
モノクロの写真を108枚掲載。もちろんKINDLE UNLIMITEDでも読めます。