すっかり暗くなった裏通りで一本の街灯が煌々と光っていた。人びとが街灯の下を歩いている。街灯の光は弱々しく、道のほんの一部分しか照らせていない。それでも、街灯は夜の帳の下でひっそりと頑張っていた。
たとえ弱々しくても、街灯が点いていれば通りを歩く人はそれを頼りにしている。微力であっても、役に立っているのかどうか分からなくとも、できる限り頑張っていれば誰かの役に立っているのだ。そして、中にはそれを理解してくれる人もいるはずだ。
2010年6月 町角 英国 | |
路地 暗闇 ロンドン 街灯 |
No
4168
撮影年月
2009年12月
投稿日
2010年06月03日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ロンドン / イギリス
ジャンル
夜間写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL