境内の片隅に左を向いている古い石像があった。おそらく何かしらの神様なのだろうけれど、いったい何の神様なのかは分からない。いずれにしても、表面はゴツゴツしていて古そうな石像だ。
石像は眩しい日差しを避けるかのように左側を向いている。真正面に立っても、石像と視線を合わすことは出来なかった。ひょっとしたら、この地味な石像は世間の注目を自らに集めることが出来なくて拗ねているのかもしれない。この石像も神様だとしたら、世界を変えるような力を持っていても不思議ではない。
2005年11月 神奈川 静物 | |
鎌倉 像 |
No
240
撮影年月
2005年10月
投稿日
2005年11月17日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
鎌倉 / 神奈川
ジャンル
静物写真
カメラ
CANON EOS 1V