こんもりとしたお椀型の盛土は新羅時代に造られた古墳だ。ここ慶州は新羅の都だったので、町中にその時代の遺構が残っている。いくつも保存されている古墳もその遺構のひとつだ。
市内にある大陵苑と呼ばれる公園には、お椀型の古墳がいくつも保存されている。しかしながら、これらの古墳に誰が埋葬されているのかは分からなくなってしまっている。長い歴史の中で埋没してしまったのだ。石で造った建造物は1000年以上経っても形が残っているのに対し、その内容を示す情報は1000年の時に耐えられず霧散してしまったのだ。
2008年10月 町角 韓国 | |
慶州 墓 木 古墳 世界遺産 |
No
2152
撮影年月
2008年7月
投稿日
2008年10月29日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
慶州 / 韓国
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM