慶州郊外に世界遺産に登録されている仏教寺院がある。仏国寺だ。新羅時代に創建されたものの、李氏朝鮮時代になる前には既に廃寺になっていたようだ。しかしながらそれがかえって功を奏して、仏教弾圧の時代をやり過ごし復興された結果、世界遺産に登録されるに至っている。
境内をウロウロしているうちに雨が降り出した。傘を持っていなかった僕は軒下に入り雨が止むのを待つ他無かった。ふと1765年に再建された仏国寺の本殿である大雄殿に目を向けると、お堂の中に人影が見えた。
いつ止むとも分からない雨をやり過ごすのは、廊下の屋根の下にいるよりも本堂の中にいた方が徳が積めるような気がした。
2008年10月 町角 韓国 | |
人影 慶州 お堂・ホール 寺院 世界遺産 |
No
2148
撮影年月
2008年7月
投稿日
2008年10月28日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
慶州 / 韓国
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM