世界遺産に登録されているペトラは広く、至るところに岩窟の建造物が多く残っているが、何に使われていたのがわからないものが多い。僕の目の前に聳えている建造物も墳墓であると言われているけれど、実際には何のために造られたのかは不明なのだ。姿形が残っていても、時間が経つと文化や風習が変わってしまって、何のために作られてたのか簡単に分からなくなってしまうのだ。
この建造物は空を見上げているように見えた。空には雲がプカプカと浮いている。僕には美しく見えるこの光景も、建造物にとっては見飽きた光景かもしれない。それでも、眺め続けているのはかつての栄華に思いを馳せているからなのかもしれない。
2006年1月 建築 ヨルダン | |
ペトラ 墓 世界遺産 |
No
291
撮影年月
2001年2月
投稿日
2006年01月06日
更新日
2024年01月08日
撮影場所
ペトラ / ヨルダン
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS KISS