このチャトゥチャック市場が混雑している理由は観光名所になっているからだけではない。この市場が開催されるのは週末だけということもあるのだ。もともと王宮前の広場で開催されていたようだが、交通渋滞を引き起こすようになったためにここに移転したらしい。場所を変えても、昔と同じように繁盛しているようだ。
この市場は8つのエリアに区分けされている。衣類を売っているエリア、インテリアを売っているエリア、ペットを扱っているエリア、骨董品エリア、古本エリア、中古品エリア、ガーデンニングのエリア、そして飲食エリアの8つだ。それぞれのエリアには小さなお店が密集している。なんでも市場全体では8000ものお店があるのだそうだ。
あまりにも広いので、市場の中を歩いているとすぐにどこにいるのか分からなくなってしまう。もっとも、僕は何かを買うためにやって来た訳ではないので当て所無く歩き回っていただけだけれど。飲食エリアの外にも食べものの屋台が出ていたりするので、ぼんやりと眺めてみたりしながら歩いていく。写真の屋台も衣料品店の中で営業していた屋台だ。
店頭にはマンゴーの切れ端が置かれていて、果物のスイーツを販売する屋台のようだった。これだけ広い市場で買い物をするというのはお腹が減るようなことなのだろう。お目当ての商品を求めてやって来ても、それを探し当てるのはちょっとした宝探しのようなものものになってしまうに違いない。
2020年2月 町角 タイ | |
バンコク チャトゥチャック市場 食べ物の屋台 マンゴー 市場 |
No
11383
撮影年月
2019年9月
投稿日
2020年02月01日
更新日
2020年09月14日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR III