岡山にある後楽園は日本の三名園に数えられる庭園だ。ちなみに残りの2つは水戸にある偕楽園と金沢にある兼六園になる。
17世紀に造園されたこの庭園は美しい。芝生の中を伸びる小道を歩いていると小川が流れていた。穏やかな庭園の雰囲気とは裏腹に激しく曲がりくねった小川で、曲がりくねった水流の脇に石灯籠が立っている。とても印象的な光景だ。ここはその形の通りに「曲水」と呼ばれるスポットで、図らずしも庭園の有名スポットに辿り着いたのだった。立ち止まった僕の周囲には誰もいない。僕はしばらくの間、ひとりでこの景色を堪能していた。
意外なことに1871年に園内を一般開放するまでは「後楽園」ではくて「御後園」と呼ばれていたらしい。
2007年11月 岡山 静物 | |
庭園 岡山市 石灯籠 小川 |
No
1234
撮影年月
2007年9月
投稿日
2007年11月29日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
岡山市 / 岡山
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V