道端に腰を下ろしていた帽子を被った男はハンモックの行商人だった。ちょっと休みながらハンモックの手入れをしている。この国ではハンモックで寝るのはごくごく当たり前のことのようで、町を歩いていると老いも若きもハンモックで寝ているのを見かける。その姿はとても快適に見えた。もちろん停まっている宿にもベッドはあるのだけれど、寝心地はあまり良くない。ハンモックを買ってきて、それで寝た方がぐっすり寝られるのではないかという気持ちが日々高まってきている。
ハンモックはあまりにも一般的なので、昔からベトナムにあるものだと思っていたけれど、そうではないようだ。ベトナム戦争の時にアメリカ軍がこの国に持ち込んだのがこの国で普及するきっかけになったらしい。
2009年5月 人びと ベトナム | |
帽子 ハンモック 行商人 ホーチミン市 |
No
2809
撮影年月
2009年3月
投稿日
2009年05月19日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ホーチミン市 / ベトナム
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM