久しぶりに中野へやって来た。駅前の中野サンモールは相も変わらず賑わっていて、大勢の人が行き来して混雑していた。この中野サンモールの奥にはサブカルチャーの聖地とも呼ばれることのある中野ブロードウェイがある。漫画専門の古書店であるまんだらけのある場所だ。だからといって、歩いている人が若者ばかりではない。皆が皆サブルカルチャーを求めて中野を訪れる訳ではない。商店街は地元の人たちに今でもしっかりと利用されているのだ。
駅前にやって来ると、昔はなかったペデストリアンデッキがあるのに気がついた。横断歩道を渡ることなく、中野サンプラザ側へと渡れるようになっている。そういえば、中野サンプラザの辺りは再開発されるという話になっていたような気がするけれど、どうなっているのだろう。この日に見た限りではまだ何も始まっていないようだった。
ペデストリアンデッキの上から往来をぼんやりと眺めていた。眼下には横断歩道があって、白線が何本も引かれている。信号が青に変わる度に白線の上を人びとが歩いていく。日差しが強かったので、歩行者の影がくっきりと路面に落ちている。写真の車椅子の影もまるで影絵のようにはっきりと路面に落ちていた。
2018年10月 人びと 東京 | |
中野 歩行者 横断歩道 影 |
No
10760
撮影年月
2018年5月
投稿日
2018年10月12日
更新日
2024年01月29日
撮影場所
中野 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA