駅近くのガード下の道は薄暗くて、昼間だというのに街灯は点灯されていた。そして、通行人たちは急ぎ足で行き来している。写真の男性もやはり小走りでガード下の歩道を通り抜けようとしていた。
そんな男性を眺めていると、まるで男性は一刻も早くこの薄暗い場所から脱出しようとこ試みているような気がしてきた。誰だって、光のない場所で過ごすのはあまり気の進むことではない。光の見えない人生は、修行のように苦しいものになってしまうに違いない。
2006年5月 人びと 東京 | |
中野 走る 小走り トンネル |
No
435
撮影年月
2006年4月
投稿日
2006年05月30日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
中野 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V