屋根に葺かれている瓦はどれもこれも分厚くて立派なものだった。徐々に瓦屋根の家は少なくなってきているけれど、ここ常滑は常滑焼で有名なところだけに、多くの瓦葺きの家が健在だ。
瓦は所詮は家の装飾品にしか過ぎないのだけれど、こうして瓦だけをじっと眺めていると、その存在感は大きい。まるで主役のような気がしてくる。たとえ注目を集めることはなくとも、瓦たちはしっかりとスクラムを組んで、静かに屋根の上で家を守り続けているのだ。でも、あまりにも規則正しく並んでいると、なんだかコピーアンドペーストされたようにも見えてしまう。
2005年8月 愛知 静物 | |
パターン 屋根 タイル 常滑 |
No
156
撮影年月
2005年8月
投稿日
2005年08月25日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
常滑 / 愛知
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V