写真の木製の門は中陽門。三つある華城行宮の入り口のひとつだ。行宮とは一時的に王が居住した宮殿のことを言う。扁額には「中陽門」と書かれているが、韓国では漢字教育を行っていないので、読めない人が多いのではなかろうか。せっかくの自国文化を肌で感じられないのはちょっとかわいそうに感じてしまう。もっとも多くの日本人は昔に書かれたくずし字を読めないから似たようなものかもしれないけれど。
扉の中央には太極図が描かれていた。一般的には道教シンボルとされるけれど、儒教を正当なイデオロギーにしていた李氏朝鮮がこれを用いた真意は何なのだろう。
2013年12月 建築 韓国 | |
門 宮殿 パターン 水原 扁額 |
No
8153
撮影年月
2008年7月
投稿日
2013年12月12日
更新日
2024年01月05日
撮影場所
水原 / 韓国
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM