常滑の路地には年季の入った家々が軒を連ねていた。この町はかつて窯業で栄えたところだけれど、今では残念ながら時代の流れから取り残されてしまっている。地元に人にとっては悲しいことだと思う。路地の中は時間が止まってしまったかのように古い風情が漂っていた。
でも、路地を散策するのが大好きな僕にとっては好都合なことだ。古い町並みの中を思う存分歩き回ることが出来る。そして、古い町並みはいつだって僕の旅情を掻き立ててくれるのだ。カメラを抱えてウロウロと歩き回っている僕を、木造の家は暖かく見守ってくれているような気がした。
2005年8月 愛知 建築 | |
家屋 影 常滑 窓 |
No
162
撮影年月
2005年8月
投稿日
2005年08月31日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
常滑 / 愛知
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V