寒川神社の神門

寒川神社の神門に掲げられた新天皇の即位を祝う提灯
神奈川の寒川町にある寒川神社で撮影 オザワテツ

寒川神社の神門には新天皇の即位を祝う提灯が掲げられていた

宮山駅で相模線を下りて、寒川神社へと向かう。駅も無人駅で駅前にもコンビニくらいしかない。ここは田舎町だ。でも、そのような地域に立つ寒川神社は、周辺の様相とは裏腹に相模国の一宮だ。一宮とは地域の中で最も社格の高いとされる神社のことを指す。今では何もないこの辺りも、かつては国造の本拠が置かれ政治の中心地だったのだろう。そのため、格式の高い神社もこの地に建てられたのに違いない。

長い参道をしばらく歩いていくと、ようやく木造の立派な門が出現する。神門だ。門の入口には提灯が掲げられていていた。改元に伴う新天皇の即位を祝う提灯のようだ。横には新元号も書かれているけれど、長らく平成に親しんで来た身には、まだまだ馴染みがない。ここの御祭神は寒川比古命と寒川比女命とされているけれど、二柱とも記紀に記載がないため、天皇家との繋がりはいまいち不明だ。いずれにしても、新天皇即位はこの二柱にとっても目出度いことなのだろう。

門の前に立ち止まって眺めていた。しばらくすると、傘を差したカップルが現れて門を潜ろうとしていた。門の向こうに目を向けると、遠くの方に社殿が見えた。

EN

国造(くに‐の‐みやつこ)とは何?

《国の御奴(みやつこ)の意》大化の改新以前における世襲制の地方官。地方の豪族で、朝廷から任命されてその地方を統治した。大化の改新以後は廃止されたが、多くは郡司となってその国の神事もつかさどった。くにつこ。こくぞう。

"くに‐の‐みやつこ【国造】", デジタル大辞泉, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2020-09-02)

寒川神社ってどこ?

PHOTO DATA

No

11234

撮影年月

2019年5月

投稿日

2019年10月13日

撮影場所

寒川町 / 神奈川

ジャンル

建築写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

EF85MM F1.2L II USM

アーカイブ