環状線は大体3時間程度で一周すると聞いたので、試しに乗り込んでみた。車内は地元の人間ばかりで、観光客は僕だけだったようだ。写真の男は、幸か不幸かそんな僕の隣に座っていた男。男は家に帰る途中のようだった。
ヤンゴン中央駅(ヤンゴン)
見送りに来た人たちと別れを惜しんでいる乗客もいれば、特に見送りに来た人もおらず静かに列車が動き出すのを待っている乗客もいる
見送る女性にレンズを向けていると、他の乗客が写真を撮っている僕を眺めていた
ダニンゴン駅(ヤンゴン)
行商人が荷物を沢山抱えながら車両から出てきた
インセイン駅(ヤンゴン)
気だるい雰囲気の車内で乗客たちがダラダラしていた
ヤンゴン(ミャンマー)
線路脇に散乱したビニール袋を乗客が身を乗り出して眺めていた
開放的に走るヤンゴンを走る環状線
買い出しされた野菜が満載になったヤンゴン環状線の車内
僕もふたりに倣って半身を車両の外に出してみると、エアコンのない車内でじっとしているのとは比べものにならないくらい涼しかった
列車の窓辺で舌を出した赤ちゃん
カワイイ腕時計をした女の子
列車と列車
ムンバイ(インド)
ここでは発車ベルが鳴ることもアナウンスが流れることもなく、何の前触れもなく電車が目的地に向かって動き出す
走行中の電車から反対側へ飛び移ることも、案外うまくやれば可能なのではないかと思えるくらいゆっくりと電車がすれ違っていた
ムンバイの鉄道による事故死者が多い理由が分かったような気がした
ムンバイを走る電車は思っていた以上に命がけの乗り物なのだ
車窓に金網のある世界には、何かしら金網が必要な理由が存在しているはずだ
十条駅(東京)
戦後もだいぶ経ってから生まれた僕にはピンとこないけれど、東京の赤羽や十条の辺りはかつて軍都だったところだ
九品仏駅(東京)
人は母語であっても自分が想像する以上のことを理解するのは簡単ではない
本千葉駅(千葉)
千葉市も川越と同じように似たような名前の駅が複数存在していてややこしい
新宿交通公園(東京)
新宿交通公園には実際に乗れるミニ鉄道が走っている
新宿駅(東京)
海外に行くにはまだまだハードルが高い気がする
銚子駅(千葉)
駅前商店街と同じように、銚子発の特急列車はガラガラだった
品川駅(東京)
京急品川駅のプラットホームの床は情報過多になっている
ガンビール駅(ジャカルタ)
ジャワ島を走る列車は近代的な車両だった
No
4552
撮影年月
2010年3月
投稿日
2010年09月07日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL
ナシーク(インド)
全裸の男の子とおばあちゃん
突如としてカメラを持った外国人が現れたので、男の子は下半身裸であることを忘れたかのように僕をじっと見つめ続けていた
ジャカルタ(インドネシア)
インドネシア語の兄弟呼称は年上なのか、年下なのかは分かりづらい
プネー(インド)
おでこの線はティラカと呼ばれる宗教的な印で、色や形で信仰する宗派を示している
子どもの体を洗うのも、お母さんの大事な日課のひとつに違いない
渋谷サクラステージ(東京)
新しく完成した渋谷サクラステージは、その複雑さを反映したのかエスカレータのところも込み入った構造になっていた
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町角
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緊張した面持ちの女性
女と扇子