両手をポケットに突っ込んだ青年が蔦の絡む門の中で立ち止まって見上げていた
倉敷の美観地区に建つ大原美術館の入口はこじんまりとしていて蔦で覆われていた。はやる気持ちを押さえて、まず僕は外観を眺めることにした。この美術館のコレクションは素晴らしい。エル・グレコの作品もあれば、ゴーギャンもあるし、モネもルノワールもある。日本有数の美術館だ。
入口から中を眺めていると青年が現れた。男は門をくぐり抜けると立ち止まって、美術館の建物を見上げていた。僕と同じようにゴーギャンやルノワールなどの印象派の作品を見に来たのだろう。
それにしても収蔵品の豪華さに比べて、この蔦で覆われた入口は小さく、とても質素なものだった。
| 2007年12月 岡山 人びと | |
| バック・ショット 入り口 蔦 倉敷 博物館・美術館 青年 |
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PHOTO DATA
No
1283
撮影年月
2007年9月
投稿日
2007年12月24日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
倉敷 / 岡山
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
