歩いていた路地は古い昔ながらの建物に挟まれていた。表通りから脇に入ったこの路地には、建物の玄関は設けられておらず、見えるのは裏口と道の先の漢字で書かれた看板だけだった。大勢の観光客たちは表通りを歩いていて、ここを歩いている人は少ない。
若い女性が向こうから歩いてきた。何故だか理由は知らないけれど、女性は伏し目で歩いている。何か気分が優れないことがあったのかもしれない。狭い路地の端っこを人目を憚るかのように歩いていた。楽しげに歩いている観光客の姿とは対照的だった。
2007年12月 町角 岡山 | |
路地 倉敷 看板 若い女性 |
No
1268
撮影年月
2007年9月
投稿日
2007年12月16日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
倉敷 / 岡山
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V