集落の入り口に田圃があって、中では子どもたちが魚を捕まえていた。子どもたちは楽しそうに魚を追っている。でも、魚を捕まえるのは単なる遊びではなく、漁という意味合いも含まれているようだ。田圃で捕まえた魚は食料になるのだ。ここではキャッチ・アンド・リリースではなくキャッチ・アンド・イートなのだ。魚を楽しそうに追っている子どもたちを見た時から、薄々そうではないかと思っていたけれど、やはりそうのようだ。捕まえて喜んでいるのは捕まえたこと自体が楽しいものあるけれど、晩御飯のおかずが増えたこともあるのだ。
集落の小路にバケツが置かれていて、脇にはふたりのこどもがしゃがんでいた。ふたりは手にしたハサミでバケツの中にある捕まえたばかりの魚をさばいている。次から次へと手際よくさばいているから、日頃からやり慣れているのだろう。この魚は焼くのか、はたまた煮て食べるのかは分からなかった。いずれにしても、この魚たちは集落の人たちの貴重なタンパク源なのかもしれない。
2018年12月 ミャンマー 人びと | |
ダラ 魚 こども ハサミ |
No
10834
撮影年月
2018年9月
投稿日
2018年12月18日
更新日
2024年01月24日
撮影場所
ダラ / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA