世界中どこでも、刃物を使い続ければ切れ味は落ちる。それはインドでも同じことだ。ただ、日本と少し違うのは、インドでは刃を研ぐこと自体が一つの商売として成り立っているように見えることだ。
通りかかったお店の中には、大きなヤスリ(砥石)が回転していて、男がハサミの刃を研いでいた。その大きなヤスリはお店の中で目立つ存在で、このお店が研磨専門の店であることを象徴しているかのようだった。回転するヤスリで刃を研ぐ光景はプネーでも見たことがある。だから、インドでは特に珍しいものではないのだろう。日本でこのような大きなヤスリが回転する場面を目にしたことはない。けれど、こうして実際に目の前で見ると、その力強さと効率性に少しばかり感心してしまった。
2024年12月 インド 人びと | |
やすり ムンバイ ハサミ 腕時計 |
No
12739
撮影年月
2024年5月
投稿日
2024年12月21日
撮影場所
ムンバイ / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF