ソウル市内にある昌徳宮は600年続いた李氏朝鮮王朝の宮殿だったところだ。もともとはすぐ近くにある景福宮の離宮として建設されたものの、正宮である景福宮が焼失すると19世紀後半まで正宮として使用されていたのだという。今ではユネスコの世界遺産に指定されている。
写真の手前に写っている大きな門は仁政門。門の向こうには仁政殿が見える。仁政殿はかつてここが正宮だったころに王が政務を執った場所、つまり政治の中心だったところだ。往時はここで様々な思惑が交錯していたのだろうけれど、今はどこにも思惑が漂っていなかった。至って穏やかな空気が漂っている。
2008年10月 建築 韓国 | |
門 お堂・ホール 宮殿 ソウル 扁額 世界遺産 |
No
2098
撮影年月
2008年6月
投稿日
2008年10月13日
更新日
2024年01月05日
撮影場所
ソウル / 韓国
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM