もう列車が出発する時刻のようだった。車掌が車掌室から出てきて、プラットホームの上に立っている。出発前の安全確認をしているのだった。列車に乗り込んでいる乗客も少なければ、プラットホームにいる人も少ない。安全を確保するのは簡単なことのように思える。でも、車掌は定められた手順に従って確認をしていた。
その様子を眺めていると、なんだかある種の儀式を見ているような気がしてきた。車掌は儀式を終えると、車両の中へと入っていった。そして、列車はゆっくりと走り出したのだった。
2007年10月 町角 岡山 | |
車掌 駅 列車 津山 |
No
1169
撮影年月
2007年9月
投稿日
2007年10月28日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
津山 / 岡山
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR DIGITAL