フラフラ歩いているだけだとあまり気に留めることはないものの、昔から栄えていた銀座の町には思いの外、レトロで個性的な建物がところどころに建っている。地方都市ならば、それだけでガイドブックの1項目を占めてしまいそうな建物が残っているのだ。
真っ先に思い浮かぶのは、銀座四丁目の交差点に建つ和光の時計塔だ。1932年に建てられたネオルネサンス調の建造物は銀座のシンボルとも言える存在になっている。他にも同じく1932年に建てられた奥野ビルや川崎ブランドデザインビルヂング、交詢ビルディング、ヨネイビルなど戦前に建てられた(交詢ビルディングとヨネイビルは建物の一部だけが保存されている)ビルが今でも現役で使われている。また商業施設ではないけれど、泰明小学校もその外観はレトロだ。
その一方で、銀座にはレトロではない個性的なビルももちろん建っている。写真のガラス張りのビルもそのひとつ。エルメスが2001年に建てた銀座メゾンエルメスだ。ガラス張りと言っても、ガラスは分厚く外から中の様子が見えそうで見えないという絶妙の塩梅になっていて重厚な趣だ。このような建物も100年後の人が見たら、奥野ビルを見た僕と同じように素敵なレトロ調の建造物だと思うのだろうか。
2021年5月 建築 東京 | |
銀座 ガラス 空 壁 |
No
11901
撮影年月
2020年5月
投稿日
2021年05月09日
更新日
2023年08月22日
撮影場所
銀座 / 東京
ジャンル
建築写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF