大きな東京国際フォーラムの壁はガラス張りになっていた。そして鉄骨の間に通路が設けられている。見るたびに思うのだけれど、この通路は何かの利便性のために造られているようには思えない。どの会場に向かうにも、この通路を通る必要はないのだ。ガラス張りの壁の横に飾りのように造られている。
そんな通路を眺めていると、サラリーマンが視界に入ってきた。背筋を伸ばしたその男性は、ゆっくりと僕の前を横切っていった。男性がいなくなると、再び通路には誰もいなくなった。
2006年8月 人びと 東京 | |
廊下 ガラス 男性 有楽町 |
No
506
撮影年月
2006年6月
投稿日
2006年08月09日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
有楽町 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V