バイトゥル・ムカッラムと呼ばれる国立のモスク近くの歩道橋の上に立っていた。金曜日だったので、大勢のイスラム教徒がモスクへと集まってきている。モスクの周辺で蠢く人々を、僕は上からのんびりと眺めていたのだった。
モスクの入口付近には参拝客の目当ての屋台が沢山出ていた。まるで縁日のようだ。写真もそのような屋台のひとつ。男が幾つもの丸い鍋に囲まれて働いていた。ここは商売をするのに恰好な場所だと思う。でも、あまりにも熱心に商売をしていると、モスクに礼拝に行く時間がなくなってしまうような気がしてならない。ひょっとしたら、信仰心よりも当座のお金のほうが大事なのかもしれない。
2014年12月 バングラデシュ 町角 | |
ダッカ 食べ物の屋台 浅い鍋 |
No
8931
撮影年月
2009年9月
投稿日
2014年12月02日
更新日
2024年01月06日
撮影場所
ダッカ / バングラデシュ
ジャンル
スナップ写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM