カメラをのぞく写真家は岡山城に興味がないようだった
ウロウロと岡山後楽園を散策していたら、僕と同じようにカメラを持っている人を見つけた。僕と違って三脚までも持ってきている。男はカメラを三脚に取り付けると、熱心にファンダーを覗いていた。向こうには岡山城の天守閣が見えるのだけれど、男がレンズを向けているのは全く違う方向だった。漆黒の岡山城には全く興味が無いようだ。
男はずっと城ではない何かを写真に収め続けている。意地でも岡山城にはレンズを向けないと心に誓っているかのようだった。そんな姿を眺めていると、注目を浴びれなかった岡山城が寂しく思っているような気がしてきてしまった。
| 2007年12月 岡山 人びと | |
| カメラ 城郭 岡山市 写真家 |
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PHOTO DATA
No
1240
撮影年月
2007年9月
投稿日
2007年12月02日
更新日
2024年03月28日
撮影場所
岡山市 / 岡山
ジャンル
スナップ写真
カメラ
CANON EOS 1V
