ヒンドゥー教徒が大多数を占めるインドにも、イスラム教徒は少なくない。イスラム教はインド発祥の宗教ではないが、現在のアフガニスタンで起こったゴール朝が北インドに侵攻して以降、長らくイスラム王朝が支配してきた歴史がある。その影響は現代にも色濃く残り、ムンバイでも人口の20%弱をイスラム教徒が占めている。そのため、街を歩けばモスクを見かけることも珍しくない。
写真の男の子もイスラム教徒だった。彼はタキーヤと呼ばれるイスラム教徒特有の帽子をかぶり、スマホゲームに夢中になっていた。その姿は、伝統と現代が交錯するムンバイの風景を象徴しているようだった。
2025年2月 インド 人びと | |
男の子 携帯電話 バイク ムンバイ タキーヤ |
No
12809
撮影年月
2024年5月
投稿日
2025年02月21日
撮影場所
ムンバイ / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF