写真の建物は三信ビル。三井信託によって1929年に建てられたオフィスビルだ。空襲で破壊されることもなく、戦後は一時期GHQに接収されていたのだという。中に入ると、天井の低さが目につく。構造上の問題なのだろうか。古い建物は天井が低いことが多いような気がする。歴史を感じると同時に、このビルを使っていたGHQの人たちは頭をぶつけることなく歩けていたのか気になってしまった。日本人の僕にも低く思える天井は、西洋人の人たちにとっては尚更低く感じられたに違いない。
残念ながら、この三信ビルは2007年に取り壊されてしまって、今はもうない。
2006年1月 建築 東京 | |
建物 ファサード 日比谷 壁 窓 |
No
294
撮影年月
2005年12月
投稿日
2006年01月09日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
日比谷 / 東京
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V