東京ビルTOKIA(丸の内)
週末のオフィスビルを巡回するのは人間の警備員だけではなかった
アーティゾン美術館(京橋)
屏風という調度品は現代日本家屋になじまないものになってしまったような気がする
神楽坂(東京)
細い路地の残る神楽坂に古い建造物は残っていない
築地本願寺(築地)
築地本願寺の薄暗い入り口
旧宇田川家住宅(浦安)
旧宇田川家住宅で細々光るランプ
京橋(東京)
都心に橋の付く地名が多いのはシンボルとなるような橋が多く存在したからだ
日本民家園(川崎)
100年以上前に建てられた豪農の庭にキモンサマという鬼門除けの祠が建っていた
高桐院(京都)
高桐院の意北軒は千利休の邸宅書院だったものを移築したものなのだ
ジャカルタ・コタ駅(ジャカルタ)
現在のジャカルタ・コタ駅の駅舎が建てられたのは100年近く前の1929年だ
ジャカルタ(インドネシア)
ごちゃごちゃしていた路地に鍋が置かれていたりして、誰かの家の入り口かのようだった
人口の5%程度しかいない華僑がインドネシア経済の90%ほどを握っているといわれている
汐留(東京)
暗闇の中で動くエスカレータは暗黒の地下世界から平穏な地上階への避難経路のようだった
マハーチャイ駅(マハーチャイ)
マハーチャイの薄暗いプラットフォームにはやかましいアナウンスが流れることもなく、穏やかな空気が漂っていた
クロントゥーイ市場(バンコク)
裸電球に照らされた眼鏡をかけた男の顔はつまらなそうだった
チャイナタウン(バンコク)
チャイナタウンの路地は複雑に絡み合っている訳でもないのに、歩いているとすぐに方向感覚が無くなってしまう
バンコクではチャイナタウン以外にも大勢の華僑が住んでいて、お店の看板にルーツを示すためなのか漢字を用いることが多い
チャウタン(ミャンマー)
何の変哲もないものばかりを売っている市場の中を陰影が実体よりもずっと格好いいものにしていた
インセイン(ヤンゴン)
薄暗い家の中に兄弟がいるのが見えた
バンコク(タイ)
人間が寛ぐにはちょっと寂しすぎる路地も、その静寂は猫の好みに合致するのかもしれない
高齢化が進んでいないタイではシャッター商店街なんてものは都市伝説かもしれない
メークロン駅(メークロン)
メークロン線の列車はゆっくり走るので、バスやロットゥーに乗った方がずっと早くバンコクにたどり着く
日差しはあまり差し込んでこない路地にも雨粒だけはしっかりと入り込んでいて、路面はしっかり濡れていた
建物に挟まれた路地は薄暗く、降り注いでいるのは建物の間から頼りなく差し込んでくる光だけだった
サムパッタウォン区(バンコク)
路地にストライプの大きな傘が現れた
ポーンプラープ区(バンコク)
ボウルやバケツが山積みになっていて、女性がひとりで洗っていた
銀座(東京)
銀座に建ち並ぶビルの間を人目につかないように路地がこっそりと走っている
浜松町(東京)
遠くに出口の明かりが見えなかったなら、この暗がりに身を預ける勇気はおそらく湧かなかっただろう
水仙宮市場(台南)
誰もいなくなった水仙宮市場で働く男に、終わりゆく一日の中でやるべきことを終えようとする責任感のようなものを感じた
通路の両脇に並ぶお店のシャッターはすべて閉ざされていて、屋根で覆われた通路には電灯もなく、薄暗さが支配していた
築地市場(築地)
薄暗い店の中でビニール袋を開く男
場外市場の通路
立石(東京)
薄暗い路地の扉
薄暗い商店街
有楽町(東京)
ガード下を歩く女性
表参道ヒルズ(表参道)
薄暗いショッピングモール
先斗町(京都)
暗闇の中の提灯
代々木八幡宮(代々木)
薄暗い場所に立つ代々木八幡宮の鳥居
有楽町のガード下にある飲み屋には場末のような風情がある
鉄骨柱の間を歩く青年
東新宿(新宿)
トンネルの中の人影
扉
ネクタイ
博物館・美術館
蝋燭
信号
歩行者