歩道に腰を下ろしていた男にカメラを向けると男は親指を立ててくれた

親指を立てた男
タイのバンコクにあるサムパッタウォン区で撮影
似たような写真

バンコクに数多ある観光地とは打って変わって、歩いている場所は静けさに包まれていた。つまるところ、僕が歩いているのは観光名所ではないところのだった。観光客の姿はほとんど見掛けることはなく、時折見かける地元の人たちはゆったりとした時間を過ごしている。このようなガイドブックに載っているようなものがない場所を好き好んで歩く人は少数派なのだろう。ほとんどの旅行者はもっと見た目が派手な場所ばかりを訪れて、地元の人が日常生活を送っている場所には興味なぞ無いのだ。

住宅街の中を歩いていると、道端に男がひとりで腰を下ろしていた。周囲には売り物になるようなものは何も置かれていないから、何かをそこで販売している訳でもない。仕事中なのか、休憩中なのかも分からない。ただただ道端に腰を下ろしているのだ。そんな男にカメラを向けると、朗らかに親指を立ててくれた。ここには目を瞠るような建物とかは無いけれど、このようなフレンドリーな人に会えて僕は大満足だった。

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ENGLISH
2018年3月 人びと タイ
バンコク 肩章 男性 サムアップ

PHOTO DATA

No

10468

撮影年月

2017年9月

投稿日

2018年03月04日

更新日

2024年03月27日

撮影場所

バンコク / タイ

ジャンル

ポートレイト写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA

日本国外で撮影した写真

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