皺が深く刻まれた顔の男が住宅街の路地でダラダラしていた。肩章の付いた服を着た男は涼を取っていたのだった。カメラを向けると、男は優しい微笑みを見せてくれた。写真を撮られるのを楽しんでくれているようだ。
男の肩章を見て思い出したのだが、上海に滞在している間、ひとりも人民服を着た人を見なかった。訪れるまで、大勢の人が人民服を着て町を歩いているのだと思っていたけれど、少なくとも上海では完全に過去の遺物になっているようだ。
2008年9月 中国 人びと | |
肩章 柔和 上海 笑顔 皺 |
No
1964
撮影年月
2008年6月
投稿日
2008年09月03日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
上海 / 中国
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM