日本にいるとあまり意識しないけれど、世界には多くのイスラム教徒が存在している。なにせ世界三大宗教の一翼を担っているくらいだ。揺籃の地である中東にはもちろんのこと、インドにも大勢いるし(人口の10%程度)、東南アジアにも多数いる。インドネシアやマレーシアのイスラム教徒が主流の国である国だけでなく、仏教国のイメージの強いタイにも多数いて、バンコクでイスラム教徒の墓地に出くわしたこともある。でも日本には少なく、完全にマイノリティだ。
日本ではマイノリティであるイスラム教徒ではあるが、東京にはかなり立派なモスクが建っている。東京ジャーミイと呼ばれるこのモスクは、日本最大のものであり、信徒の数に比べて不釣り合いではないかと思ってしまうくらい荘厳なものだ。天井にはコーランの文句をモチーフにした装飾が施され、シャンデリアがぶら下がっている。東京なのに異国を感じる佇まいだ。なんでも、このモスクは建築資材や、内装・外装の仕上げを手がける職人をトルコから呼び寄せて建てられたとのこと。本格的な雰囲気を漂わせているのも納得がいくものだった。
2023年4月 建築 東京 | |
装飾 モスク 代々木上原 |
No
12482
撮影年月
2023年2月
投稿日
2023年04月22日
更新日
2023年08月08日
撮影場所
代々木上原 / 東京
ジャンル
建築写真
カメラ
IPHONE 14 PRO