ウロウロと住宅密集地を歩いているうちに、前に来たモスクの前に再びやってきた。金曜日の集団礼拝が行われていたモスクだ。中ではまだ集団礼拝が続いていて、説法している声がモスクの外まで響いていた。
通常の集団礼拝がどれくらいの時間行われるのか知らないので、ここで行われていた礼拝が長いものなのかどうなのかは僕には分からない。少なくも小中学校の校長先生の話や結婚式で見かける上司のつまらないスピーチよりは長いように思えた。内容も宗教にまつわる話なのだから若者が聞いて楽しいと感じるようなものではない可能性が高い。中をチラッと覗くと、神妙に耳を傾けているのはほとんどがおじさんで、僕の推測を裏付けように若者の姿はあまりないかった。
それでは若者や子どもはどこにいるのかというと、入り口付近か外だ。まあ、興味のない大学の授業で入り口付近席を取るのと同じものだ。写真の中でも、外にあぶれてしまった男の子たちは中で行われていた説法をよそに楽しそうにおしゃべりしていた。もっとも、全く興味がなければモスク自体にやっては来ないのだろうけど。
2021年3月 インドネシア 人びと | |
自転車 男の子 ジャカルタ モスク バイク サンダル |
No
11861
撮影年月
2020年1月
投稿日
2021年03月30日
更新日
2023年08月25日
撮影場所
ジャカルタ / インドネシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF