バングラデシュのダッカで撮影。
ダッカの町には夥しい数のモスクがあって、別名「モスクの町」とも呼ばれる。この国の人の大多数はイスラム教徒なのだ。写真のコンクリート製の建造物も、歴史はあまり無いけれどやはりモスクだった。バイトゥル・ムカッラムと呼ばれる国立のモスクだ。国家が宗教施設を運営している、西洋社会では考えられないかもしれない。
この巨大なモスクは4万人もの人間を収容でき、世界で10番目に大きいモスクなのだという。歩道橋の上に立って、入り口を眺めていると、その噂に違わずどんどん参拝客が飲み込まれていっていた。