シルエットがちょうど入り口を入ろうとしていた
夜の帳がすっかり下りていた。町は暗闇に包まれている。でも、駅前の建物たちには煌々と明かりが点いていた。日が暮れたくらいでは人間の活動が止ることはないのだ。僕は歩道橋の上に立ち止まって、眼下を蠢く人びと眺めていた。
大勢の人が歩いていて、どんどん明かりの点いたビルの中へと吸い込まれていく。薄暗い外を歩いている時にはシルエットになっている人びとも、光の中に入るやいなやそれぞれの色彩を取り戻している。写真のシルエットも、ちょうど色彩を取り戻しているところだった。
| 2017年11月 町角 神奈川 | |
| 入り口 藤沢 シルエット |
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PHOTO DATA
No
10350
撮影年月
2017年8月
投稿日
2017年11月16日
更新日
2023年09月09日
撮影場所
藤沢 / 神奈川
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA
